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一昔前のランドセルに比べ、最近のランドセルは本当に種類が豊富になってきています。
選択肢が増えるということは選ぶ側にとってありがたいと言えますが、選択肢が増えすぎてしまうと選ぶのが大変になるというデメリットも。
実際、「種類が多すぎてどのランドセルを選べばいいかわからない」と頭を抱えてしまっている親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんも多いのではないでしょうか?
その悩みを解決するためには、ランドセルにはどういった種類があるのかを知り、それぞれのランドセルの特徴を把握して、自分のお子さんにあっていると思うランドセルを選ぶしかありません。
そこでこの記事では、ランドセルの種類について詳しく紹介していきたいと思います。
ランドセルのさまざまな要素ごとに種類を紹介していくので、ランドセルの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからないと頭を抱えてしまっている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ランドセルに使われている革の種類
まず初めに、ランドセルに使われている革の種類について紹介していきたいと思います。
ランドセルの主な素材には革が使用されていますが、その革にもいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ランドセルに使用されている主な革の種類には、
- 人工皮革(クラリーノ)
- 牛革
- コードバン(馬革)
の3つがあげられます。
それぞれどういった素材なのかについてみていきましょう。
人工皮革(クラリーノ)
ランドセルの革の種類の一つ目が、人工皮革です。
人工皮革というのはその名の通り人工的に作られた革のことで、天然の革ではありません。
ランドセルに使用される人工皮革には、株式会社クラレが製造している「クラリーノ」が採用されることがほとんどです。
人工皮革は天然の素材でないため素材自体の価格が安くなっています。
そのため、人工皮革を使ったランドセルは天然の革を使用して作られるランドセルよりも安い価格で購入することができます。
人工皮革は天然の革に比べて耐久性が低いというデメリットがありますが、耐水性が高いというメリットもあります。
クラリーノの種類
人工皮革タイプのランドセルに採用されることの多いクラリーノですが、クラリーノにもいくつか種類があります。
種類 | 風合い | 軽さ | 耐傷 |
クラリーノ | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ |
クラリーノ リピュート | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ |
クラリーノ エフ | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ |
クラリーノ レミニカ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ |
クラリーノ タフロック | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★★ |
クラリーノ タフロックネオ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
上の表は、クラリーノの種類を比較した比較表です。
ランドセルによって使用されているクラリーノの種類が異なるので、ランドセルを選ぶときはクラリーノの種類にも注目するようにしてください。
【関連記事】クラリーノのランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
牛革
ランドセルの革の種類の二つ目が、牛革です。
牛革は、その名の通り牛からとれる天然の革で、ランドセルには「ステア」と呼ばれる牛革が使用されることが多くなっています。
牛革は天然の革なので、使っている間にどんどん風合いが変化していきます。
そのため、お子さんの成長度合いがより感じられやすくなりますし、お子さん自身もランドセルに愛着がわきやすくなります。
また、天然の革ならではの高級感がありますし、耐久性も高くなっています。
その反面、
- 価格が高い
- 水に弱い
- 人工皮革よりも重い
というデメリットもあります。
コードバン(馬革)
ランドセルの革の種類の三つ目が、コードバンです。
コードバンは馬のお尻の部分からとれる非常に希少価値の高い革で、高級素材として知られています。
コードバンのメリットも牛革とほとんど同じで、
- 高級感がある
- 耐久性が高い
- 変化を楽しめる
などがあげられます。
また、デメリットについても、
- 価格が高い
- 水に弱い
- 人工皮革よりも重い
と、牛革と同じです。
ただ、コードバンの方が牛革よりも希少価値の高い素材となっているため、メーカーにもよりますが、7〜8万円以上はするものがほとんどとなっています。
【関連記事】コードバンのランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
ランドセルの形の種類
ランドセルは形にも種類があります。
ランドセルの形の種類は、「全カブセ」と「半カブセ」の2つです。
それぞれの形についてみていきましょう。
全カブセ
ランドセルの形の種類の一つ目が、全カブセです。
全カブセのランドセルは、ランドセルのフタの部分がランドセルの前面部分の全体に覆いかぶさるような形になっています。
一般的なデザインのランドセルと言った方がわかりやすいかもしれませんね。
全カブセのランドセルにはこれといったデメリットがありません。
しいて上げるとすれば、半カブセのランドセルよりも開け閉めするのに時間がかかるという点ぐらいでしょうか。
そのため、基本的には全カブセのランドセルを選ぶようにした方がいいと言っていいでしょう。
半カブセ
ランドセルの形の種類の二つ目が、半カブセです。
半カブセのランドセルは全カブセのランドセルとは異なり、ランドセルの前面の真ん中でロックするような形のデザインになっています。
見た目が一般的なランドセルとは異なりおしゃれに見えるため最近人気が高まってきているタイプのランドセルでもあります。
ただ、おしゃれという点と全カブセのランドセルより開け閉めに時間がかからないという点以外にデメリットが多すぎるので、あまりおすすめできないタイプのランドセルでもあります。
【関連記事】半かぶせのランドセルってどんなランドセル?メリット・デメリットや話題のランドセルについて紹介!
ランドセルのロック(錠前)の種類
ランドセルには中身が落ちてきてしまわないようロック(錠前)がついていますが、この錠前にも「手動ロック」と「自動ロック」といった2つの種類があります。
それぞれの錠前の種類についてみていきましょう。
手動ロック
ランドセルのロック(錠前)の種類の一つ目が、手動ロックです。
その名の通り、開け閉めを手動でおこないます。
一昔前まではランドセルと言えばこの手動ロックのものがほとんどでしたが、最近では自動ロックのものと半々ぐらいにまでなってきています。
手動ロックには価格が安いというメリットがありますが、閉め忘れてしまいやすいというデメリットもあります。
自動ロック
ランドセルのロック(錠前)の種類の二つ目が、自動ロックです。
自動ロックのランドセルはハイテク感があり小さなお子さんが喜ぶような仕組みになっているため、年々人気が高まってきています。
自動ロックは錠前の部分にカブセを押し込むと自動でロックされるようになっています。
そのため、閉め忘れしにくいというメリットがありますが、値段が高くなってしまいやすいというデメリットもあります。
【関連記事】くるピタのランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
ランドセルの作り方の種類
最後に、ランドセルの作り方の種類についてみていきましょう。
ランドセルの作り方の種類には、「ハンドメイド」と「マシンメイド」があります。
ハンドメイド
ランドセルの作り方の種類の一つ目が、ハンドメイドです。
ハンドメイドのランドセルはその名の通り、一つ一つの工程を職人が手作業でこなしていきます。
ランドセル工房や鞄専門店のランドセルは、ハンドメイドタイプのランドセルとなっていることがほとんどです。
ハンドメイドのランドセルは手間がかかるため価格が高くなってしまいがちですが、その分品質や耐久性の高いものが多くなっています。
【関連記事】手作りランドセルってどんなランドセル?メリット・デメリットから工房3選まで
マシンメイド
ランドセルの作り方の種類の二つ目が、マシンメイドです。
マシンメイドのランドセルはハンドメイドのランドセルとは異なり、機械によって大量生産されています。
そのため、熟練の職人が作るハンドメイドのランドセルと比べると品質や耐久性では見劣りしてしまいがちです。
ただ、最近のマシンメイドのランドセルは品質も耐久性も高くなってきているので、ハンドメイドのものを比べてもそこまで大きな差はありません。
また、機械で大量生産できる分、価格が安いというメリットもあります。
ランドセルの種類についてのまとめ
ランドセルのさまざまな要素ごとの種類について詳しく紹介してきました。
今回紹介してきたようにランドセルは素材やパーツ、作り方などで種類が分けられるので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握しながら選ぶことが大切です。
全く知識がない状態よりも選びやすくなるので、ぜひこの記事の内容を参考にしながらランドセルを選んでみてくださいね。