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最近のランドセルは本当に種類が豊富なので、実際にランドセルを選ぶときに注目するべきポイントがいくつかありますが、その中でも特に重要になってくるのがランドセルに使用されているメイン素材である「革」です。
ランドセルに使用される革は実は1種類だけではありません。
いくつか種類があり、革によって特徴が異なります。
そのため、ランドセルを選ぶ場合は、それぞれの革の特徴を理解しながらどの革のランドセルにするのかを考えなくてはいけません。
革によって強みとしている部分と弱みとしている部分が異なるので、ここはかなり重要なポイントになります。
そこでこの記事では、ランドセルに使用されているメイン素材である革について詳しく紹介していきたいと思います。
どういった革が使用されているのかということについてはもちろん、それぞれの革の特徴や強み・弱みなどについてもしっかりと解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ランドセルに使用される革は人工のものと天然のものに分けることができる
ランドセルに使用される革にはいくつか種類があると紹介してきましたが、大きく分けると「人工的なもの」と「天然のもの」とに分けることができます。
人工的なものというのは、その名の通り、人の手によって作られている革です。
人工皮革なんて呼ばれ方をされたりもします。
人工皮革は言ってしまえば、革の質感に似せた人工の素材ということになります。
一方、天然の革は、牛や馬などの動物からとることのできる革素材です。
人工的に作るものではないため取れる量に上限があり、非常に貴重な素材となっています。
最近は技術が発達してきているので人工皮革の質も非常に高くなってきていますが、天然の革を使って作られるランドセルも未だに人気があります。
ランドセルの素材に使用される3つの革とそれぞれの革の特徴
ランドセルに使用される革は人工のものと天然のものとに分けることができると紹介してきました。
ただ、それはあくまでも大きく分類した場合の話です。
天然の革にもいくつか種類があるので、さらに細かくわけると、
- コードバン
- 牛革
- 人工皮革
の3つにわけることができます。
実際にランドセルを選ぶ場合は、これら3つの革のうちのいずれかを選ぶことになります。
それぞれの革がどういった特徴を持っている革なのかについてみていきましょう。
1. コードバン
ランドセルの素材として使用される革の一つ目が、「コードバン」です。
コードバンは天然ものの革で、馬から取れるタイプの革です。
馬から取れると言ってもどの部位の革でもいいわけではなく、馬のお尻の部分から取れる革のみをコードバンと言います。
コードバンは一頭の馬から取ることのできる量が限られてしまっていて、一頭の馬から取れるコードバンの量はランドセル2つ分と言われています。
そのため、非常に希少価値が高く、高級ランドセルに使用されることの多い素材です。
コードバンのメリットとデメリット
高級素材であるコードバンですが、コードバンにはコードバンなりのメリットとデメリットがあります。
コードバンのメリットとしては以下のようなものがあげられます。
- 高級感がある
- 耐久性が高い
- 変化を楽しめる
逆にデメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
- 価格が高い
- 水に弱い
- 人工皮革よりも重い
こういった特徴から、コードバンのランドセルはこだわりの強い親御さんに選ばれる傾向が強くなっています。
【関連記事】コードバンのランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
2. 牛革
ランドセルの素材として使用される革の一つ目が、「牛革」です。
牛革もコードバン同様天然ものの革で、牛から取れるタイプの素材です。
人工皮革の質が年々高まってきていることもあって今でこそ人工皮革のランドセルを選ぶお子さんや親御さんが多くなってきていますが、一昔前まではランドセルと言えば牛革のものが一般的でした、
ランドセルに使用される牛革にはステアと呼ばれるものが使用されており、こちらも希少価値が高いため高級素材となっています。
牛革のメリットとデメリット
ランドセルの素材として根強い人気を誇る牛革ですが、牛革にも牛革なりのメリットとデメリットがあります。
牛革のメリットとしては以下のようなものがあげられます。
- 高級感がある
- 耐久性が高い
- 変化を楽しめる
逆にデメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
- 価格が高い
- 水に弱い
- 人工皮革よりも重い
牛革はコードバン同様天然の素材ということもあって、メリットとデメリットもコードバンと一緒です。
ただ、コードバンよりも牛革の方が安いため、天然素材を使用したランドセルの中でも牛革のランドセルの方が若干リーズナブルになっています。
3. 人工皮革
ランドセルの素材として使用される革の三つ目が、「人工皮革」です。
人工皮革は人工的に作られた革で、株式会社クラレが製造しているクラリーノが代表的なものとしてあげられます。
一昔前までは「人工皮革のランドセル=品質が低い」というイメージが強く敬遠されてしまいがちでしたが、最近は品質が高くなってきているため、多くの親御さんに選ばれています。
人工皮革のメリットとデメリット
人気が高まってきている人工皮革のランドセルですが、人工皮革には人工皮革なりのメリットとデメリットがあります。
人工皮革のメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
- 価格が安い
- 耐水性がある
- 種類が豊富
逆にデメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
- 耐傷性が低い
- 耐久性が低い
- 高級感がない
- 革の変化を楽しむことができない
牛革はコードバン同様天然の素材ということもあって、メリットとデメリットもコードバンと一緒です。
【関連記事】クラリーノのランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
ランドセルに使用される革を7つの項目で徹底比較!
コードバン | 牛革 | 人工皮革 | |
価格 | 高い | 高い | 安い |
耐久性 | ◎ | ◯ | △ |
耐傷性 | ◎ | ◯ | △ |
耐水性 | △ | △ | ◎ |
高級感 | ◎ | ◎ | △ |
革の変化 | ◎ | ◎ | ✕ |
種類 | 少ない | 少ない | 多い |
上記の表は、コードバンと牛革、人工皮革を8つの項目で比較した比較表です。
ランドセルを購入する親御さんたちが最も気にするであろう価格については、人工皮革のランドセルの方が圧倒的に安くなっています。
人工皮革のランドセルが3〜5万円以下で購入できるのに対し、牛革のランドセルの相場は5〜8万円、コードバンのランドセルにいたっては10万円以上するものもあります。
ただ、天然の素材であるコードバンと牛革には、
- 耐久性が高い
- 耐傷性が高い
- 高級感がある
- 革の変化が楽しめる
といった強みがあるので、それらに魅力を感じる方にはおすすめの素材だと言えます。
とはいえ、人工皮革のランドセルもある程度の耐久性と耐傷性を持ち合わせていますし、天然ものの革にはないメリットも持ち合わせています。
革の種類別におすすめの人気ランドセルメーカーを紹介!
では、最後に、革の種類別におすすめの人気ランドセルメーカーを紹介していきたいと思います。
1. コードバンのランドセルなら土屋鞄がおすすめ
コードバンのランドセルを購入したい場合は、土屋鞄のランドセルがおすすめです。
土屋鞄は日本を代表する鞄工房で、非常に質の高いコードバンを使用してランドセルを製造しています。
土屋鞄のコードバンタイプのランドセルは種類が多く、コードバンのランドセルとは思えないほど選べるカラーも充実しているので、種類が少なくてお気に入りのランドセルが見つからないということもありませんよ。
【関連記事】土屋鞄ランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
2. 牛革のランドセルなら池田屋がおすすめ
牛革のランドセルを購入したい場合は、池田屋のランドセルがおすすめです。
池田屋は日本を代表するランドセル工房ですが、池田屋の牛革のランドセルはとにかく人気が高いので、毎年すぐに完売してしまいます。
池田屋の牛革のランドセルには防水加工がされているため、天然の革の弱みである耐水性についても心配する必要がありません。
高品質の牛革のランドセルを探している方はぜひチェックしてみてください。
【関連記事】池田屋ランドセルの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
3. 人工皮革のランドセルならセイバンがおすすめ
クラリーノなどの人工皮革を使用したランドセルが欲しいのであれば、人気ランドセルメーカーのセイバンがおすすめです。
セイバンのランドセルは天使のはねと呼ばれるランドセルで、耐久性が高く豊富な機能が搭載されたランドセルとなっています。
また、人工皮革のランドセルの中でも特に品質が高いランドセルとして知られています。
種類が豊富ですし、選べるカラーバリエーションも豊富なので、人工皮革のランドセルを購入したい場合にピッタリですよ。
【関連記事】セイバン天使のはねの口コミ&評判は?価格・店舗・サイズまとめ【2024年~2025年度】
ランドセルに使用されている革についてのまとめ
ランドセルに使用される革について詳しく紹介してきました。
ランドセルにはコードバン、牛革、人工皮革のいずれかが使用されていますが、それぞれ異なる特徴を持っています。
また、価格などその他にも異なる部分はたくさんあるので、この記事の内容を参考にしながら好みにあった素材のランドセルを購入するようにしてくださいね。